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                                    あんどう眼科医院
No.103号 (2002.4.11〜院内にて配布)


好奇心 は 向気志!

 新年度の始まる4月、新しい学校や会社に入った人も多いでしょうね。 
入学式には、ぜひ咲いてほしかった桜も、その日を待ちきれず葉桜になってしまいましたね。

 新しい学校や会社に入った時誰でも、不安と期待が、入りまじって、少々興奮気味になるもの
ですが時間がすぎるにつれて、新しい毎日が、「今日の単なるくり返し」になりがちです。
<初心忘れるべからず> ですね。

 さてチンパンジーとヒトとの遺伝子の差は、1%しかないとも言われています。 
本当でしょうか?たった1%のちがいでヒトは人類になれたのでしょうか?
1%の違いしかないのでしょうか? 1%の遺伝子の違いだけに依存していたら
 @サルの人真似(サルマネ) A
サルの尻笑い になりかねません。 この現象は
どこかの国の政治屋さんを見るとよく分ります。
@サルの人真似=よく考えもしないで、人のまねをすること。
A
サルの尻笑い=サルが、自分の尻の赤いことに気づかず他の尻を笑うこと=自分の欠点に
  気づかず、他人を笑うこと。
では、1%の違う遺伝子はどう働いているかが、気になるところですね。 
これが、好奇心と関連しているとのことです。
 ある海岸近くに住んでいるサルの群れの子ザルが、サツマイモを、海水で洗ってから
食べるようになってから全員が海水で塩味を付けてサツマイモを食べるようになったと
聞いたことがあります。 子ザルの好奇心が大切だったわけです。
 残念ながら親ザルたちは遠まきに子ザルを見て自らは「サルまね」をするのみだったそうです。
 子どもは、好奇心の塊であってほしいものです。
 知らない事や人に出会った時に、警戒心を持つとともに好奇心を持てるかどうかが、
チャンスを生むか生まないかの分かれ目になりそうです。
何ごとにも(向)かう(気)構えと(気)力を持ち(志)を高くかかげる。この向気志が大切ですね。 
チャンスを見送ることのないように、若い人には普段からの心構えを考えてほしいですものですね。
日野原 重明 先生著 『生きかた上手』

 もう30年以上前から医学教育改革を実施されていることで有名な先生です。
 本文中に「年齢に臆して引き下がるような生きかたを私はしたくありません」
とあります。先生は90歳です。 チャンスに果敢に挑戦できるかどうか、
勇気と決断がいりますが、自分を信じることを頼りとしてしなやかに生きることです。
大変な活力です。患者さんを癒すことを強調されています。
※ぜひご一読を。
(ユーリーグ株式会社 より発売中 1200円+税) 

スギ、ヒノキ花粉症さようなら                        

 今年のスギ、ヒノキ花粉症のスタートダッシュは早く2月26日には、非常に多い
花粉が飛びました。しかし、幸いなことに、雨やら、寒い日が続いたりして、
大飛散の日はなくてすみました。  スギに続くヒノキ花粉も3月26日から
多く飛ぶようになりましたが、約10日間程度で飛散しなくなりました。
  昨年の花粉症にくらべかなり楽にすごされた方が多いようです。
 しかし、次のバッターはイネ科植物のカモガヤたちです。この花粉は毎年、
同じ量が飛びますので草の花粉に弱い人は草の花にさわらないようにしましょう。
※花の咲く前に抜きましょう。

編集後記

 30年ぶりだそうです。大量の黄色い砂のお客は・・・・。息苦しい感じがしませんか?
中国や韓国、朝鮮の人たちはもっとひどい黄砂にさらされているのでしょうね!!
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