Friedly eye information
あんどう眼科医院
三次市三次町巴橋西詰
No.126 2003.8.8〜院内にて配布
お知らせ
8月14日〜17日はお盆休みのため休診させていただきます。
受診日にご注意ください。
 中国新聞8月2日の夕刊のトップ記事に『プール熱が大流行』とありました。 以前、プールで流行することがあったので、プール熱といわれる咽頭結膜熱のことです。 平年より3〜4倍の患者さんがみつかっているとのことです。 八王子保健所のホームページにもこの夏、咽頭結膜熱に注意、とあり、平年の3倍位みつかっているとのことです。
<原因は>
  アデノウイルス(夏カゼの原因の10%)が引き起こす病気です。
(1)ノドが赤くはれ痛くなり39°〜40℃と発熱をおこすタイプ。
(2)目が強く充血しメヤニ、涙、まぶたのはれがひどくなるタイプ。
(3)(1)+(2)で両方おこすタイプ。
<うつり方は>
  夏カゼ症状による
〇クシャミやセキによる飛沫感染
〇プールやお風呂や便のついた手からの経口感染
〇メヤニや鼻水からの、接触感染
  結膜炎については手から移る接触感染が、重要ですね。
  ウイルスに有効なクスリは今のところありませんので『うつらない、うつさない』が大切です。
 1〜2週間は不愉快な症状が続きますので、人とはできるだけ接触をさけ自宅で、安静をたもちましょう。
<治療>
  バイ菌による結膜炎の予防や炎症をやわらげるためのメグスリを使います。 2〜3週間して体からウイルスがなくなるまでは、うつさないように注意をつづけましょう。
  
  プール熱よりもはやり目として重要なのは,違う型のアデノウイルスによる流行性角結膜炎です。 熱は出ないのですが、耳の前のリンパ節がはれて痛くなることがあります。 プール熱より症状が、強くなります。
 どちらも、かかってから1〜2週間たってから発症しますので、どこで、だれから,かかったのか分からないことがほとんどです。


政治家
 いまさら期待するだけむなしいのかも知れませんが。
政治というからには、期待をしたい人たちの問題発言が続きます。新聞もニブクなって反応しなくなったなと思っていましたら、7月26日(土)夕刊、7月27日(日)朝刊と、自民党 野田 聖子議員(42才) 民主党 水島 広子議員(35才) 両名のインタビュー記事がのっていましたね。良かった。「本当の気持ちを言っている」と中京大田中克彦教授のコメントもありました。 選んだのは私たちですから「親は市中引き回しのうえ打ち首にすればいい」と言った人は、選ばないようにしたいですね。
 すごいタイトルの本です。紹介して良いものか と なやみました。
医療ミスと偶発症、合併症という文章の中に さらに大事なことは、 患者と病院、医師は対峙するべきものではないということである。対決しなければならない相手は 「病気であって患者と病院、医師で協力して病気の予防、診断、治療にあたらねばならないと書いてあり、その通りと思いご紹介しました。 岩手県の三次と同じ位の町の地域中核病院の 30代後半の若い先生があげた現場からの「さけび」です。医師は多くのことを患者さんから教えられます。
          編 集 後 記
 寒い寒いと言いながらの花火大会は、大きな花火も多く上がりすばらしかったですね。三次町からは見やすく、巴橋ごしに見る花火もオシャレでよかったですね。7月26日(土)には、アブラゼミが鳴ききんさい祭りも終わりやっと暑くなりました。 
 折鶴の放火事件は、関西学院大生の留年が決まった腹いせと聞いてがっくり来ましたが、学長さんが謝罪にすぐ来広され、また、在校生や同窓生、地域のボランティアの人たちが、30万羽の折鶴を作り8月6日に9万羽を持参されたと聞き、感心しました。  関東の大学生 見習いなさい!