近視 病的近視に
注目した NHKの番組が続きました。
3月3日(水)「ガッテン」
* 眼球が変化する!病的近視とは?
* 病的近視の最新治療
などゲスト梅沢富美男さんなどと。
梅沢さんも軸長が 右目26.62㎜
左目27.02㎜ と近視が強めで、
左目は病的近視でした。
では、強度近視とは?

東京都文京区お茶の水駅前の
国立大学東京医科歯科大学眼科教授3代にわたる
近視研究が紹介されていました。
1950年代に
眼球が異常に伸びることが近視の大きな原因と
眼軸長説をとなえられた医科歯科大学大塚 任先生。
水晶体屈折説の順天堂大学佐藤 勉先生が近視の成因について論争を
重ねていたそうです。隣同士の大学。
目の奥行き:角膜=黒目から物を見ている眼底の網膜までの距離は、
あの頃には簡単に測れませんでした。
45年前ごろでしょうか。白内障手術の時に眼内レンズを入れ始めたころに
何とか測定できるようになりました。私も、眼軸測定をしていて個人差が有る物と
実感していました。
成人の眼軸長は、24㎜です。
27㎜以上に伸びた眼球は病的近視になりやすい。
原因は遺伝的な要因が90%。
40歳以上の成人の2%弱に見られると。
一度伸びた眼軸は、元に縮みません。
薄く伸びますので、目に物を当てたりこすらない、
ギュッとつぶらないことなど心がけましょう。
網膜の外側で網膜を守っている強膜(白眼)が
眼球の後方でなぜ伸びてしまうのか
分かっていません。
病的近視の色々な合併症で視力が出にくくなることが有ります。
対策は、
〇眼底出血や網膜のむくみには、眼内(硝子体内)への注射。
〇眼球が延びて視神経の変形などによる緑内障には、眼圧を下げるメグスリ。
〇薄い網膜に穴が開いてできる網膜剥離には網膜剥離手術、硝子体手術。
3月4日(木)あさイチの内容は次号へ。

スギ花粉 今がピーク
早い人は、2月の初めから かゆくなってきたと花粉症の目薬を始めました。
2.20(土)21(日)152個 。22(月)23(火)246個、27(土)28(日)107個3月1日(月)には590個/㎠と、
その後は50~100個程度で多めに飛んでいます。
次はヒノキ花粉です。桜咲いたらヒノキです。広島市の桜開花日予想は
3月20日(土) 三次は25日でしょうか?
スギ花粉症の人は3割がヒノキ花粉症にもなります。
花粉症の治療を続けましょう !!
追伸、
広島市内縮景園 新しい標準木は、3月11日に開花。
全国のトップになりました。
これは大変、では三次では… 一週間後の18日にソメイヨシノが開花しそうと
スタッフや受診された患者さんに話し始めていました。
なんと19日に、住吉神社(巴橋上流)近くの西城川の土手に植えられている
ソメイヨシノが、朝7時には10輪以上咲いていました。
18日に 開花しました。
去年よりも1週間 何時もより2週間早いでしょうか!!

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