成り立ちを歴史から学び、
伝統的な 漁業法を歴代鵜匠の技から知る講演会が
6月20日(土)に三次図書館でありました。
23日の中国新聞に報告されていました。
聞けなくて残念でしたが、
講演されていた黒田明憲先生から講演会のビデオを
いただきました。大変すばらしい講演会でしたね。
三次の鵜飼漁や茨城県十王町での鵜の捕獲、
到着した2羽の鵜を触れ合うことで
人に慣らしていく鵜匠の苦労など
映像で分かりやすく紹介されていました。
紹介された口碑(石碑に刻んだ文章が長く残るように
口伝えでも強く残された言い伝え)として
鵜匠に伝えられ継承されてきた
伝統技術を大切に続けることの
素晴らしさが伝わってきました。
平成27.4.27.広島県無形民俗文化財の民族技術
第一号に指定され三次の鵜飼を
観光協会をはじめ三次市も市民も企業もオール三次で
盛り上げようとの機運が盛り上がってきています。
鵜飼を知れば知るほど途絶えてはいけないと思います。
日本で13カ所しか鵜飼はありません。
 
( 笑顔で講演 黒田明憲先生 )
西城川が合流した馬洗川が吉田からの可愛川と一つになり
江の川(ごうのかわ)になる。
直角に川同士がぶつかり合うので
大きな渦が出来、魚が多く住みつく場所ができやすい。
漁業としての鵜飼はここから始まったのでしょうと。
観光協会の役員からは、
国の無形民俗文化財の指定を得て、
長良川や宇治川の見物する鵜飼、宮廷鵜飼、
そして三次の生業としての鵜飼を合わせて
ユネスコの世界遺産に登録できないかとの
大きな夢をいただいているそうです。
図書館が、観光協会の協力で開催。
積極的な取り組みに感心します。
8羽いた中国から送られて白い鵜も現在1羽になりました。
記憶に残るようにと名前を小学生以下から募集。
図書館に専用の用紙があり
7月26日まで。
図書館では、
行政連携コーナーを4月から月替わりで
設けています。
6月は食育〜減塩でおいしく健康に〜
7月は、クールシェア。
夏を乗り切る知恵を見つけましょう
。色々な企画や取り組みをされていますね。

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