皆さんの目に、ズーム機能が付いていたら・・・
眼は、さらに素晴らしいのですが・・・。
デジタルカメラのようにピントも倍率も
明るさも選べたらな~
しかし、目を動かしても首を動かしても、
ブレルことなく景色を見ていられるのは、
人の目の素晴らしさです。
なぜブレないのでしょうか?
眼からの情報を、大脳の中で処理や
判断をして脳で見ているからです。
さて近くを見る時に変化を
する場所はどこでしょうか?
(1)
黒目の表面(角膜)
(2)水晶体
(3)眼底の網膜
目の中の水晶体(レンズ)は、
弾力性があって調節機能
(遠くから手前までピント合わせが出来ること)
を持っています。
このオートフォーカス機能があれば、
近くの仕事や文字を読むのに
困りません。
レンズ成分の約半分は透明なタンパク質(クリスタリン)
からできていますが、年を重ねるにつれタンパク質は変性し
固くなってきます。
手や顔の皮膚が変化をするのと同じです。
早い人は40歳前半から遅い人でも50歳を超えると
細かいものが見にくくなります。
細かなものが見にくくなったら、
中近両用のメガネを使うと便利でいいでしょう。
手元から腕を伸ばした所まで
見やすくなります。
近くを見る仕事や本や新聞をよく読んでいる人の方が
近くを見るのに頑張れるようです。
老眼になるのが遅れる?
いずれにしても、
見にくいと思ったら眼科で検査をしてもらいましょう!
楽に見え、便利だと思えば
メガネを使うので視力の低下に早く
気づきます。
メガネをかけない人は、視力低下に気づきにくくなります。
そんな病気は・・・
(1)角膜の表面が不安定になる ドライアイ。
(2)水晶体が濁る 白内障。
(3)視神経の機能が弱くなる 緑内障。
(4) 網膜の中心(黄斑部)が変成する 加齢性黄斑変性症。
(5)動脈硬化が進んでの 眼底出血

咽頭結膜熱(プール熱)
暑い日が続きますね。
外での運動や外仕事で汗が多く出る天気。
ホコリ、汗、ゴミで顔が汚れます。
汗が目に入ると、ついこすります。
結膜炎やモノモライで受診する人が増えています。
14日に広島県は咽頭結膜熱流行の警報を出しました。
目の周りを清潔にし、
こすらないようにして感染を防ぎましょう。

|