暑さ寒さは彼岸まで？とは言うものの春分の日から寒さが戻っています。
３月２６日は、
朝から快晴ですが、寒かったですね。昼から雲が出て寒い日でした。
朝の冷え込みで、気温0度遅霜の被害が心配です。ご注意！　
寒の戻りがあってやや遅れた感じですが、
２４日（日）に尾関山や、西城川の
旭土手のソメイヨシノが開花。
去年に比べて半月以上早い開花です。　
いよいよ花がにぎやかに咲き出す季節です。
　４月７日のさくら祭りに
花ふぶき状態でもいいですから
桜の花が付いていますように祈る思いです。
ヒノキ花粉が大変な量で飛んでます。

　　３月２５日（日）・・　９４７.６個

　　　　２６日（月）・・　５５８.０個

　ヒノキ花粉が、１５００個以上飛んできました。　
昨日からひどくて、
とにかくかゆくて困ったという患者さんが、
２６日には数人おられました。
雨が降っても花粉の中身が出てくると
さらに症状を悪くさせることもありますので
油断は禁物。
　これからの２週間はヒノキ花粉症の患者さんは、
花粉対策と、
点眼や内服で症状を減らすようにしましょう。
ストレスが多いと　かゆみを
和らげる効果が弱くなりますので、
体調を整え、気分転換やリラックス時間を
持ちましょう。

　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　テキスト代　定価　５５０円

　たまたま、朝の５時４０分に　N　H　K

Eテレを見たら「１００分de名著」の番組で、
フランクルの『夜と霧』を紹介していました。
夜と霧という本は
ヒトラー・ナチスの強制収容所アウシュビッツで生き延びた
人の体験小説だと思っていました。

　しかし、実際は、そんな単純なものではなく、
1942年、３７歳の精神科医として充実した活動をしていた時に　悲劇が、
自分だけアメリカに亡命することを潔としない彼に押し寄せました。
家族とのつながりに重きを置くユダヤ教の教えに従い
家族と共にウィーンにとどまる決意を決めたため
収容所に送られてしまう。
大切な家族もその後は
別々の場所に送られ妻も、両親も、兄も殺されてしまいました。
収容所の中で、
なんとかしのいで生きて帰ってこられた人と、
亡くなった人との違いは
なんだったのか。
未来に希望を持ち得ているかいなかだったと
フランクルは言います。
内面的な精神の自由さと豊かさを持つ人も、生きながらえた。

　本書の原題は、｢強制収容所におけるある心理学者の体験｣で、
極限状態に置かれると、
人間の精神はどのように変化し、
どのような行動をとるのか、
人は何に絶望し何に希望を見出すのかをリアルな筆致で描いた。

　この夜と霧とは、
ナチズムの悪夢を端的に象徴するものとして付けられました。
それは、家族丸ごと捕縛して収容所に拘禁せよとの命令で、
夜陰に乗じて霧に紛れて秘密裏に実行され、
　ユダヤ人の一家が一夜にして“神隠し”のように
消え失せる事件が相次いでいた事から付けられたとのことです。

　なぜ、こんな目にあうのだと嘆かずに、
異なる視点から人生を捉えなおそうと
考える。
人生の意味を問うのではなく、
人生の方から問われていることに
応えていくことが大切。

　あなたに何をすることが求められているかを考えることが
大切。
自分の人生に与えられている自分の使命に気づく。
使命を全うすることが人生であると、
気づくことが生き抜く力になると。

　このテキストは読みやすいですよ。

黄砂、PM2.5で空気が汚染されていると大騒ぎ。福島の原発事故被害者の人々は
屋外に出れませんでした。福島の皆さんから冷ややかな目で見られているでしょうねと
フジテレとくダネの小倉さんが心配されてコメント。自分の状況を客観的に
判断しなさいということ。　

３月１７日（日）劇団四季ミュージカル「キャッツ」を観てきました。
広島では、10年ぶりの公演で人気がありました。いろいろな猫の生き様を見せて
実は人の人生と同じ、生きることを大切にしな、ニャン！
メモリーという曲がメインテーマにつながる。公演前に舞台周りを見ている親子に
県知事を発見、お子さんが二人ご一緒でした。いいパパしておられました
スタンディング・オベーション観客と一緒にされていました。猫が飛んだり跳ねたり
滑ったりと、ワクワク。３月２４日（日）キャッツ千秋楽。　
感動をありがとう、そしてお疲れ様。都会のゴミ捨て場で、深夜くりひろげられる、
再生を許されるジェリクルの命を与えられる猫を選ぶミュージカル。
人生は有限、過去は美しい時も後悔することもある。そして、全て
無駄なものはない。人は学べるのだ。明日という朝を迎えられることが、
いかに貴重で奇跡的な出来事であるか、明日という日がある限り一日一日を
感謝し大切にし苦難に立ち向かおうという内容だと、なるほどと納得。
夜と霧　と通じますね。

　　　　　　　　　


ソメイヨシノ　観察　記録・・・
３月16日（土）昼から強い西風西城川旭土手のソメイヨシノで、花芽の殻を
破って赤い花びらが、少しのぞき始めていました。広島市内と同じようか？
3月18日（月）朝南からの強風で15°平洋側からの暖気とまだ残る日本海側の
寒気とのせめぎ合いで前線や低気圧が生まれ春の大嵐となるそうです。
前線が通過すると寒気が南下し氷点下になると。着る物を変えたりや、
暖房をこまめに使いながら、うららかな春を待ちましょう。
3月19日（火）暖かい風が入りましたが、花芽はまだまだ、　ついに
３月24日（日）　何本かの木でソメイヨシノが開花。去年よりも半月早い開花。
４月７日の桜まつりは満開の桜が見られますようにお願いしましょう。

河島萬里先生の「三次盆地の成り立ち」で聞いた平田観光農園の先にある
世羅西の明神山。綺麗にそそり立つ姿の理由は。　
花崗岩の地形に玄武岩漿が、隙間から吹き出し出来た円錐形玄武岩の山だから
だそうです。黒くて重い岩石ですね。