Friendly eye information
あんどう眼科医院
三次市三次町巴橋西詰
No307.2011.6.7 ~院内にて配布
     
          お知らせ

81516日は、お盆休みのため、
 休診となります。
受診はおさけください。

6月1日から鵜飼が始まりました。
 440年の歴史のある三次の鵜飼、
 若い鵜匠が三人で張り切ってますね。
 三次ならではの夏を味わいましょう。 
 観光協会(
639268 に、お電話を。

○湧永庭園のバラの花が見ごろです。
 6月19日までは見られそうです。


  


         

 緑内障は治りませんか? と、聞かれることが時々あります。
白と緑の違い
ですが、大違いですね。
 肺炎の治療で、肝炎が治りますかと
聞くのと似ています。
病気になる場所が違うのです。

 白内障は、眼の中のレンズ
(水晶体)が白く濁り、かすんで見えにくくなる病気です。
4050歳ごろから始まり70歳では70%以上の人にみられ症状が自覚されます
 緑内障は、見ている景色などを眼から大脳に伝える視神経の機能が、おとろえて
光の感度が低下
する病気です。進行すると周りから見えにくくなり 
視野がせまくなります

 40歳で5%、70歳で10%の人に見られます。
しかし、治療をしている人は
1%あまりで自覚できないのが問題。
 急に見えにくくなって目が充血したり
眼の痛みが
ひどく、吐き気や嘔吐をするなど 急性緑内障の発作を起こす人は
珍しくなって
います。緑内障の
5%以下です。 
 ほとんどが慢性緑内障です。

眼圧も正常値の1020ミリHg以内で正常眼圧緑内障が、70%以上です。
 眼底検査や視野検査などで経過を見ながらメグスリの使用を考えます。
効果と副作用の有無を見ながらメグスリを変更することもあります。長期戦ですね。


<眼の中のイラスト>

+

     
(1)大津波と原発               (2)放射線の本当の話
朝日新聞出版                    別冊 宝島編集部 編 宝島社
  740円+税                             476円+税

眼科学会の時に東京駅近くの本屋さん
丸善でこの二冊の本を買いました。

地震・津波・原発の本のコーナーができていました。
原発事故後に書かれた本を探しました。
放射性物質を理解しやすくどう対処したらよいかで (1)の本を、

原発絶対安全神話に騙され・だまされた振りをしてきた人類のツケを
日本人はどう考えたらよいのかで (2)の本を買いました。
 どんな本でしょうか?

(1)・・別冊宝島編集部 編 476円+税

なんと言ってもお安く二色刷りで分かりやすい。イラストや表とグラフも多いので
どんどん読めます。なぜ牛乳が危ないか? ホウレン草や葉物野菜と同じで牧草の
放射性物質汚染だからだけではありません、泥も一緒に食べるから問題になると。
なるほど校庭の泥を
5センチ削ると放射線量が減るので良いと言ってましたね。
64ページのコラムに注目専門家は無責任な発言を慎め! 
Ⅹ線やCTを引き合いに出すな。 
Ⅹ線やCTで浴びる線量と同じ位というが、
放射性
物質の漏出に伴う被曝は
乳幼児や妊娠中の女性を含めたすべての人に
24時間起こるのです。

被害の実情をことさら小さく伝える識者、電力会社、国の機関、メディア、
政治家などは信用するべきではないでしょう。
良くぞ言ってくれました。

 6月7日の新聞で今さら福島第1原発では地震から5時間後には核燃料棒破壊:
メルトダウン(炉心融解)が起きていた、2,3号機も続いたと。
その時、念のため避難をしてください、念のためと言っていましたね。
翌日の朝、菅首相、原子力安全委員会斑目委員長らが、ヘリコプターで現地視察。
原子力安全・保安院は早朝のメルトダウンを予測していたとあったが、
11日の20時すでにメルトダウンしていた。
知らずに行ったのでしょうね、
あの行動は原発大丈夫と思わせましたが・・・
アメリカ、フランスは退避勧告を
出してきました。
自国の発表は信じられなかったが正解だったと言う事。

安全・保安院がなぜ?首相すら守ろうとしなかったのか?できなかったのか!

(2)・・大津波と原発 朝日新聞出版

  740円+税45日にラジオディズ

という番組で配信された三人の話を本にしたもの。
臨場感があります。
東京あたりの識者たちが何を考え行動しようとしたか。
工学部出身ながら会社を
いくつも作ってきて経済の未来を見据えてきた
平川克美さんが内田樹・中沢新一さんに
声をかけて実現。危機の本質と来るべき社会のモデルを語る。
謙虚さを取り戻せ。
と、強調。


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6月3日(金)中国新聞の内政・総合面。ご覧になりましたか!
前々から風見鶏風と言われている人ですが、あっちにフラフラこっちに
フラフラですね。内閣不信任決議案採決が行われる直前の
211
首相官邸でコバトさんが『民主党を壊さないこと』など三つの確認事項を
首相に迫り署名を求めた。党内のことだから必要ないとサインは拒んだ。
誰かが同席。
1時間後の党代議士会で、首相は『大震災に取り組むことが
一定のめどがついた段階で、若い世代にいろいろな責任を引き継いで
いただきたい』と発言、
何のことかといぶかったが、一番手にコバトさんが
立ち上がり発言。すぐにでも退陣をしてもらえるようなことになったので、
民主党は一致団結しようのようなことを言う。
首相は退陣することを
ああ言ったのかと合点する
 1日に小沢派が70人集めたと報告を聞くと、
可決は間違いないと気色ばみ、私も行動を共にすると宣言。
そう言っていたと記事にあります。ご本人も言っていましたが、一年前のちょうど
同じ日に退陣を表明した政治の混乱メーカーが、腰の軽い行動をするのは残念。
今期で代議士をやめるといわれていましたが、またやると言ってましたっけ。
あいまいながら、小沢グループもハンカンをトーンダウンさせて、不信任案は否決。
しかし、直後から何時やめるのかで大もめ。言った言わないで、
前首相が首相を
「ペテン師まがいだ」と非難。よして欲しいですね。
日本人でも理解に苦しみますが、
外国の人からもアキレラレマスよ。ドイツの
メルケル首相は2022年までに
原発
17基停止。再生可能エネルギー開発を国の成長産業にと宣言。

   日本も政治復興を