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あんどう眼科医院
三次市三次町巴橋西詰
No298.2011.2.8 ~院内にて配布
     
          お知らせ
5月2日(月)は、都合により休診となります。
 5月13日(金)は、学会出席のため、
 休診となります。これらの日は、おさけください。


警戒を呼びかけていたインフルがはやっています。
 体温が39度以上になりしんどくなります。
 県北では、一月に入ってから、毎週倍、倍と
 
患者数が激増しています。昨年にはやった
 新型が多いそうです。
 昨年インフルにかからなかった人、予防接種を
 していない人は要注意です。

大寒波の日に一輪咲き始めた風除室の白梅が
 七部咲きでいい香り。

雪が多くて良かったのが、高野町の雪合戦。
 にぎやかに行われたそうです。
 去年は、積雪
30センチでした。

花粉症をよくする方法の一つ。 
 ストレスを減らし、早寝 早起き 朝ごはん
 だそうです。おためし



             
マイナス10度以下の大寒波には、驚きましたね。その後数時間で気温は上昇。
昼には0度になっていました。あの寒波はなんだったのでしょうか?
水道の蛇口が凍った所もあったでしょうね。
2月2日庭の水道水が出なくなっていました。雪が解けたので
水やりをしておこうと思ったのですが驚きました。
別のところではホースのなかの水が凍っていました。
本当に月末の寒波は、強烈でした。
 久しぶりに晴れたので
散歩がてら杉の様子を見てきました。かなり茶色く見えて、たくさんの
雄花をつけていますが、雪と寒さでまだ膨らまない状態でした。

節分を境にして、気温上昇しています。花粉に気をつけましょう!
花粉は50キロ以上離れたところからでも飛んできます。
春は、江の川からやってきます。
羽須美や赤名方面の花粉症をお持ちの
患者さんは、雪が残っていても予防を始めましょう。
二週間前からの目薬や
内服薬が症状を和らげるのにききます。


2月15日三次町太才神社のスギ
雄花の数は一小枝の先端で15~40粒
平年並みの付き方でしょうか?



 

  ご覧になりましたか?

がん発見、最先端スペシャル でした。
高齢化に伴い二人に一人は、 
がん
になる時代。最新のがん超早期発見法を紹介していました。
日本人に増えてきている大腸の検査。大腸内視鏡検査よりも痛くなく
mmのポリープも見つける優れものは、2年前から導入されてきている
最新鋭の
CT。撮影されたデーターから立体映像にして検査をする仮想内視鏡。
寝ているだけで済むので痛くもなく
短時間で出来るとのこと。
1台
510億円。仮想内視鏡が出来るのは、全国で十か所程度の設置。
ヒダの裏側も分かり見落としが少なくなるとの事。


がん検査法の進歩は進んでいますが、
新しい検査法や治療法が出てきては消える。
この繰り返しが続いています。研究すればするほどがん治療は難しいことが
分かるとのこと。がん対策の大切な柱、がん検診。受診率は20で少ない。
この人たちは、健康に気をつけている人たちが多く、がんの発見率は
高くならない。検診を受けていない80%の人が、健康に気を使わない人の
多い傾向があり、がんの見つかる危険性が高くなる。
肺がん、胃がん、大腸がん、乳がん、子宮頸がんの検診は、
がんの死亡率が下がることが確認されているので
検診を受けてほしいと。

 19963月に近藤誠先生が出版した本『患者よ、がんと闘うな』は、
大反響でした。著名人がきびしいがんの治療をしても効果なく亡くなることが
続いた頃だったでしょうか?
近藤先生は放射線治療が専門の先生、乳がんの乳房温存療法を
早くから提唱されていました。がん対策研究が難しく思うよ
うな結果が
出ない時代でした。小児がんと白血病などの液性がんをのぞく
9割のがんは
治療の甲斐がないという本でした。


 近藤誠氏の『がんもどき理論』の誤り
という本を斉藤建(病理医)先生が
1996
12月に出版されていました。文藝春秋1月、2月号の記事を読んでから
2回読み返しました。どちらも分かりにくい書き方のところも多くありましたが、
斉藤先生のほうが、幅広くがんのことを捕らえて書かれていました。
早期発見、早期治療
が、体に負担がかかりにくく生命予後が良いと、
ほっとする意見。一言でがんといいますが、
出来る場所も出来る年齢も様々です。
がんの初期と進行期とではがんの性質が変わる。
抗がん剤や、放射線の効果も変わるとの事。がん発生に関係する遺伝子の
研究も進んでいます。治療法は益々変わります。

あれから
15年で相当がん対策も変わってきたが、
がんに戸惑う人は
多いままではないでしょうか?

2007
4月施行のがん対策基本法にもとずき
医学部に腫瘍内科学講座が作られ、医学生が総合的にがんを学ぶようになったとの事。
遅れていましたね。自覚症状がなくても時々はレントゲンを撮ったり血液検査を
してもらいましょう。こうすればいいのだ 
安心できるようになるまでは
自分で自分を守るようにしましょう。


<入門腫瘍内科学より>

 
近藤 誠著
文藝春秋社1359円+税


斉藤 建著
主婦の友社1359円+税


篠原出版新社
日本臨床腫瘍学界監修
3000円+税
                        
                                                                       

 一月は、空から災いが多く飛んできました。
16~17日の大雪には困りましたね。
三次で50センチの積雪。なかなか解けませんでした。
そこに、30~31日の

大寒波。三次でマイナス10度まで下がりました。
ここまで下がるかと言いたいほど
下がりました。患者さんも、雪に閉じ込められたり、寒さに震えさせられたりで
外出困難に。
8日も出てこられず。

 宮崎県では、霧島連山の新燃岳(しんもえだけ)が、
26日に52年ぶりに
爆発的噴火。
広い範囲に灰が降ったり、空気の振動(空振)で
ガラスが割れたり大変ですね。
鳥インフルエンザ
も渡り鳥が空からつれてきたもの。
さらに、スギ花粉も早々と宮崎と鹿児島で飛び出しました。
空に向かって 

 鬼は外!!
きれいな青空に!期待しましょう。