Friendly eye information
あんどう眼科医院
三次市三次町巴橋西詰
No257.2009.5.19〜院内にて配布
     お知らせ

巴橋よりの外階段で、きれいに
つるバラが50輪ほど咲いています。
藤色の大きな花です、ご覧ください。
名前は、
AZOR

5月14日に川地中学校の
検診に行きました。保健室の観葉植物・
カポックが3メートルも伸びて
いました。生徒さんが育てている
とのこと。小さな鉢でしたが、
のびのび育っていました。
天井に着いたらどうしましょうか?


沖縄は梅雨入り、518日。
平年より
10日遅いが、去年よりは
4日早かった。インフルエンザ
ウイルスの活動が不活発になる
梅雨が今年は早く始まって欲しい
ですね。

 新型インフルエンザ(豚由来H11)に感染した高校生など8人が、
516日に確認されたと17(日曜日)の新聞報道。518日には、
162人、519日には、191人と拡大中。 
5歳から60歳代までかかっているも、やはり高校生が大半。
幼稚園、小中高校、大学まで4043校が休園、休校。兵庫の
高校生の場合は、バレーボール部員の感染者が多く、交流試合や
練習試合を
5月上旬にしている共通項があり、これが、感染拡大の
一因らしい。豚由来の
インフルウイルスが、人から人にうつる
新型になっていることが、日本でも確認されたことになります。

 マスクを付けた人が神戸では、大半になっている様子がテレビで
見られますね。
まるで、4週間前のメキシコからのマスクを着けた
市民の映像のようです。

 新型の説明や対策を考えるのに参考になるホームページを、
インターネットで探しました。
検索は、ヤフーで、新型インフル
エンザ “有効マスク”をキーワードにしました。
トップに出た、『 新型インフルエンザ・今そこにある脅威』が、
大変よくまとめられていました。パソコンのある方は検索してみて
ください。
 
       今分かっていることの特徴。


160歳以上の人は罹りにくいかも?

2病原性は弱く、症状は軽い。 
 メキシコでは、死者が66人も出ているが、
それでも病原性は
弱いのか?

メキシコでのインフルエンザ治療薬タミフルの在庫が国民の1.3%分
しかなかったことや、地方(養豚場のある村)
から感染が始まり
新型の認識が遅れた。

肺炎治療に欠かせない抗生剤の使用が十分ではなかったためで
しょうか?
 
ご安心ください、タミフルの在庫は、日本では人口の
30%分以上に欧米ではも30〜50%以上となっている。
1〜2年前には、不良在庫にならないかとの非難もありましたが、
在庫を毎年増やしてきたので今回は安心につながります
厚労省
よくやりましたね。


3
感染力は、毎年冬になると流行する
        季節性インフルエンザと同じぐらい

4
、症状が現れるまでのウイルスの潜伏期は3〜4日。
熱の出る1日まえから熱が出て3日目ごろまで人に感染させることあり。

5
、メキシコの例では、患者の三分の一は熱が出なかった、
軽症患者では二分の一が熱が出なかった。
 これでは、空港で、
発熱の有無で水際
作戦をしていてもすり抜けてしまう感染者が
いたかもしれません。発熱のチェックにより成田空港で、発病して
いた高校生ら4人の入国を防ぎ、時間稼ぎが出来ました。
世界から情報が届きました。

6
、タミフルやリレンザが有効。

7
、今までのインフルエンザワクチンは、効かない。今回の予防には
ならず。

8、若い人ほど症状が重い。

9
、季節が、梅雨に向かいウイルスの活動が不活発になり一見終息
したようになっても感染をどこかで繰り返し、秋から冬にかけて、
第二波の感染が起こるかもしれない。90年前のスペイン国王が
かかって有名になったスペイン風邪もこの第二波になったときに
強毒性に変異して被害を拡大したので気を緩められません。

   南半球は、
冬に向かいますので
感染拡大が広まらないか心配です。

10
、忘れてはいけない鳥インフルエンザ。
51は、強毒性、エジプト、インドネシア、中国に注意が必要。   

           自 衛 策


 出来るだけ人ごみは避ける。
食料や日用品の在庫を2週間分
ぐらいは
いざと言う時のために準備。 
手洗い、マスク、うがい、
効果はあるが、限定的かもしれません。口からの
つばを飛ばさない
飛ばされないためには効果はあるものの、マスクで量は減っても
ウイルスはまき散らされます。
 睡眠と栄養 いつものカゼ対策を
しましょう。
 38度C以上の発熱があったら発熱相談センターへ
電話相談。適切な治療をすればまず安心。
ミフルにリレンザ・
併発するは細菌性肺炎には抗生剤が強い味方です。
 冷静に、そして手を抜かない対策を日本、世界中でしましょう。

 

前号で紹介しましたPTA再活性論の本の中で紹介されていた
本です。
凶悪な犯罪が増えたと人々の認識が変化したのは何時ごろか?
1997年、神戸での連続児童殺傷事件で、少年犯罪の低年齢化や
凶悪化の議論が広まるきっかけとなった、
あの
酒鬼薔薇聖斗が起こした事件。 いや、1988年に宮崎勤の
連続幼女殺害事件が現代的犯罪の始まりだったと。事件の残酷さに
社会が騒然とする中、メディアは狂乱した報道合戦をした。
犯人に使われたオタクという言葉が、広く知られるようにもなった。

 単に気弱な性犯罪者と思われた犯人が、凡庸な性犯罪者ではないかの
ように振舞い、多くの評論家たちの想像の言論活動をにぎわせた。

 メディアが、騒ぐほど人々の認知度が高まり
凶悪犯が増えていると
思わせられる。
統計的には、10歳未満の他人から危害を加えられて
死亡するリスクは
1984年に比べ20年間で半減。少年犯罪も高齢化。
一方、刑務所の中は、厳罰化により増えた収容者は、老人、障害者、
日本語の話せない外国人が多い。まるでリハビリ施設のようだと。
社会的弱者が、軽微な犯罪を繰り返し社会施設としての刑務所に
入るからだと。
 犯罪と日常の境が
崩れ犯罪が身近なものに感じられる
ようになったことが安全神話の崩壊に。
 
なかなか読み応えがあります、一読を。

            
          光文社新書 740円+税    


これからの広がりが心配な新型インフルエンザ。いつものインフル
エンザ対策と冷静な対応が大切ですね。メディアの報道も恐怖を
あおるものは今のところ多くはないようです。
大きな影響力のあるメディアの聡明さが望まれます。
 
開発途上国に支援して欲しいですね。
  

紫外線が、益々増える季節。皮膚
ばかりでなく目にも紫外線対策を!