検査の話                                        

                               

・問診は、診察の前に受診の目的、症状などをお聞きする予備的な診察です。

・何時から、何処が、どういう具合なのかお聞きしますのでお教え下さい。

・痛みが激しい場合も検査や診察の前にまず痛みを和らげる処置をした上でお待ちいただく

 こともできます。

・また、帰りの時間などに制限がある場合も問診時に一言おっしゃって下さい。

                   

・屈折検査は、近視や遠視や乱視がどれ位あるかを検査します。

・視力測定の目安にしたり、めがねやコンタクトレンズを作成するときの目安にしたりします。

・同時に角膜の形状(角膜曲率半径)も測定します。これは角膜上の乱視を検査します。

・眼圧検査は目の硬さ、軟らかさを調べるものです。

・一般に眼圧は20mmHg以下が正常値と言われています。

・眼圧は緑内障の目安にも治療薬の処方目安にもなり今後の治療の方針を左右する

 大切な検査です。

・空気を目に軽く当てて眼圧を測ります。痛くはありませんがびっくりされる方も

 いらっしゃいます。

                           

・まず裸眼(メガネもコンタクトレンズも使わない)でどの位見えているのかを検査します。

・その次にメガネでどの位見えるのか、どの位の度数が必要かを検査します。

・メガネでより良い視力が得られない場合、コンタクトレンズを入れて検査する場合もあります。


                 

・角膜表面や結膜などを検査し、表面の傷や炎症、異物などを見つけます。

・逆まつげなどもここで検査します。

・眼底検査は、目の奥を調べます。

・目の奥は見えにくいため必要に応じてお薬で瞳を広げてもっと詳しく調べる場合もあります。

・高血圧や糖尿病による眼底出血や、網膜剥離の有無を知るために大切な検査です。

                            

・視野検査はどの位の範囲が見えるのかを検査します。

・見えにくい部分を見つけ治療の目安にします。

・検査には20分位かかります。

                      

・角膜の形状を詳しく検査し図形化します。

・角膜曲率半径測定よりも、詳しい角膜の状態を写真で見ることができます。

                  

・角膜の一番内側にある細胞の状態を検査します。

・この細胞の状態で白内障手術の可、不可の目安にしたり、コンタクトレンズの装用に対し

 装用時間や種類選択の目安になります。

・角膜内皮細胞は再生しない細胞だけに現在の状態を知ることが今後の治療に役立ちます。

コンタクトレンズを使っている方は年に2〜3度程度の検査をお勧めします。



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